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2006/12/21 (Thu)
「家を出てきた」という都古を温かく迎える大竹家の人たち。
第一話の食事シーンとは違って、皆がわいわいとにぎやかだ。
食卓テーブルの上の皿数も多いし(笑)
あったかいなーと思わせてくれる演出。
お兄ちゃんが、テルにレースに出ようと言ってくれた。
テルの望みをかなえてあげようと思ったんだね。
お母さんと都古は、堀田先生のもとを訪れる。
『テルの将来のことが不安・・・』と話すお母さんに、堀田先生からアドバイス。
家を出て、グループホームで暮らしてみてはどうかと。
都古は興味津々だけれど、お母さんはイマイチ踏み切れない様子。
そりゃそうだ。
テルを育てる32年間は、苦労の連続だったはずだもの。
テルはレースに向けて一生懸命に練習する。
方法は違うけれど、皆がテルの夢を実現するために応援してくれている。
テルの一生懸命な姿を見て、自分も勇気づけたられたり、
元気をもらったりしているからだろう。
新しく住む部屋を見つけ、河原に別れを告げる都古。
河原さんって人は、結局、
家事をやってくれて外に出しても恥ずかしくない、
『河原の奥さん』を求めていただけなんだな、って思った。
汚い部屋を見て。
テルからの手紙を破られて、テルのことを非難されて、
『テルが必要なのは私』と言って飛び出す都古。
『約束守れなくてゴメン。』
都古はテルに謝る。
都古が河原さんと仲良く出来なくなって、元気がなかったんだ、
悲しかったんだと、理解したんだろうね。
『悲しい?』と優しく尋ねて。
テルって、ホント、良い子。
レースの日。
スタートのピストル音でどうなるかとドキドキしたけれど、
お守りの都古ちゃんからの手紙に手を当てて、
さらに、お兄ちゃんの力強い腕で背中を押されて、走り出す。
手をつないで走ることは出来ないけれど、
テルには大きな助けになったと思う。
というか、手をつないで走れないお兄ちゃんが、
心配で心配でどうしようもなかったのかもしれない。
あともう少しでゴール。
なのに、コースを反れてしまう。
トビの鳴き声を聞いて追いかけたのだ。
お兄ちゃんは追いかけようとするが、お母さんはひと言。
『待ちましょう。』
ずいぶん走って、トビを見つけたテル。
トビは木から飛び立ち、羽を一直線にして飛んで行った。
この瞬間、明らかに顔が変わった。
外に出ても生きていけるという確信みたいなものを感じたのかな。
完走した後、『お母さん。僕、グループホームに入る。』と、
特別なことでもないように言う。
『はい。』と答えるお母さん。
テルは新たな一歩を踏み出すことになった。
後日。
いそいそとご馳走を作っている家族たち。
テルの仕事がお休みの日なので、家に帰ってくるからわくわくしているのだ。
でも電話をかけて聞いてみると、
『僕にも予定があるから、行かない。』と言ったらしい。
皆はがっかりするやら、あきれるやら。
大笑いして。
テルがグループホームでの生活を楽しんでいること、
またひとつ成長したんだなと、思わせてくれた。
テルは、新しい世界を見つけた。
新しい世界を見つけるのが苦手な自閉症という障害を持ちながらも、
初めの一歩を踏み出した。
これからも、新しい世界を見つけ出し、歩いていくんだろう。
都古と二人で自転車をこぐ、まっすぐな1本の道は、
テルと都古の明るい未来を感じさせてくれた。
それだけでなく、ドラマに出てきたすべての人たちの、
また、ワタシたちの未来をも予感させてくれて、
『僕の歩く道』というタイトルにふさわしいラストシーンだった。
最終話は、それまでにもまして演出が細やかで、
クスッと笑わされたり、泣かされたり、忙しかった。
3ヶ月間慣れ親しんだドラマの中の人たちの性格や考えていることが、
手に取るようにわかって、面白かった。
三浦くんのちょっと拗ねたくなる気持ちとか、
園長の本社に戻りたくない、でも戻ってやるべきことがあると決意した気持ちとか、
りなが就職をお兄ちゃんに頼んだ気持ちとか、いろいろ。
良いドラマだったけど、終わっちゃったなー。
これでもうテルに会えなくなるんだと思うと、とても寂しい。
でも。
テルという役をとおして、また新しい世界を見つけたに違いない、
クサナギツヨシの未来が、楽しみな気持ちもあったりする。
第一話の食事シーンとは違って、皆がわいわいとにぎやかだ。
食卓テーブルの上の皿数も多いし(笑)
あったかいなーと思わせてくれる演出。
お兄ちゃんが、テルにレースに出ようと言ってくれた。
テルの望みをかなえてあげようと思ったんだね。
お母さんと都古は、堀田先生のもとを訪れる。
『テルの将来のことが不安・・・』と話すお母さんに、堀田先生からアドバイス。
家を出て、グループホームで暮らしてみてはどうかと。
都古は興味津々だけれど、お母さんはイマイチ踏み切れない様子。
そりゃそうだ。
テルを育てる32年間は、苦労の連続だったはずだもの。
テルはレースに向けて一生懸命に練習する。
方法は違うけれど、皆がテルの夢を実現するために応援してくれている。
テルの一生懸命な姿を見て、自分も勇気づけたられたり、
元気をもらったりしているからだろう。
新しく住む部屋を見つけ、河原に別れを告げる都古。
河原さんって人は、結局、
家事をやってくれて外に出しても恥ずかしくない、
『河原の奥さん』を求めていただけなんだな、って思った。
汚い部屋を見て。
テルからの手紙を破られて、テルのことを非難されて、
『テルが必要なのは私』と言って飛び出す都古。
『約束守れなくてゴメン。』
都古はテルに謝る。
都古が河原さんと仲良く出来なくなって、元気がなかったんだ、
悲しかったんだと、理解したんだろうね。
『悲しい?』と優しく尋ねて。
テルって、ホント、良い子。
レースの日。
スタートのピストル音でどうなるかとドキドキしたけれど、
お守りの都古ちゃんからの手紙に手を当てて、
さらに、お兄ちゃんの力強い腕で背中を押されて、走り出す。
手をつないで走ることは出来ないけれど、
テルには大きな助けになったと思う。
というか、手をつないで走れないお兄ちゃんが、
心配で心配でどうしようもなかったのかもしれない。
あともう少しでゴール。
なのに、コースを反れてしまう。
トビの鳴き声を聞いて追いかけたのだ。
お兄ちゃんは追いかけようとするが、お母さんはひと言。
『待ちましょう。』
ずいぶん走って、トビを見つけたテル。
トビは木から飛び立ち、羽を一直線にして飛んで行った。
この瞬間、明らかに顔が変わった。
外に出ても生きていけるという確信みたいなものを感じたのかな。
完走した後、『お母さん。僕、グループホームに入る。』と、
特別なことでもないように言う。
『はい。』と答えるお母さん。
テルは新たな一歩を踏み出すことになった。
後日。
いそいそとご馳走を作っている家族たち。
テルの仕事がお休みの日なので、家に帰ってくるからわくわくしているのだ。
でも電話をかけて聞いてみると、
『僕にも予定があるから、行かない。』と言ったらしい。
皆はがっかりするやら、あきれるやら。
大笑いして。
テルがグループホームでの生活を楽しんでいること、
またひとつ成長したんだなと、思わせてくれた。
テルは、新しい世界を見つけた。
新しい世界を見つけるのが苦手な自閉症という障害を持ちながらも、
初めの一歩を踏み出した。
これからも、新しい世界を見つけ出し、歩いていくんだろう。
都古と二人で自転車をこぐ、まっすぐな1本の道は、
テルと都古の明るい未来を感じさせてくれた。
それだけでなく、ドラマに出てきたすべての人たちの、
また、ワタシたちの未来をも予感させてくれて、
『僕の歩く道』というタイトルにふさわしいラストシーンだった。
最終話は、それまでにもまして演出が細やかで、
クスッと笑わされたり、泣かされたり、忙しかった。
3ヶ月間慣れ親しんだドラマの中の人たちの性格や考えていることが、
手に取るようにわかって、面白かった。
三浦くんのちょっと拗ねたくなる気持ちとか、
園長の本社に戻りたくない、でも戻ってやるべきことがあると決意した気持ちとか、
りなが就職をお兄ちゃんに頼んだ気持ちとか、いろいろ。
良いドラマだったけど、終わっちゃったなー。
これでもうテルに会えなくなるんだと思うと、とても寂しい。
でも。
テルという役をとおして、また新しい世界を見つけたに違いない、
クサナギツヨシの未来が、楽しみな気持ちもあったりする。
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