忍者ブログ
日々のあれこれ ドラマや映画のこと たまーにすまぷのこと
[574] [573] [572] [571] [565] [561] [556] [555] [554] [546] [543]

2024/05/17 (Fri)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2006/07/20 (Thu)
公開日のレイトショーをダンナと二人で観に行ってきた。
やっと。
キネ旬とオフィシャルブックを読めるぞー。


ダンナも前作を観たことのある世代。
観る前から、田所が豊川さんという配役に難クセをつけていたのだが、
案の定、思っていたのとは全然違った映画だったようで、帰ってからもうるさいうるさい。
曰く、
日本が沈没をあっという間に種明かしされてドキドキしなかった。
科学的な説明が不足。
ガメラでも出てきそうな感じ。
(樋口監督のこと知らないで言ったので、ちょっとビックリした)
日本沈没というタイトルなのに、あくまでもサブストーリーだった。
などなど・・・。

ダンナの意見はさておき、ワタシが感じたこと。

前半部分は、あまり面白いとは思えなかった。
沈没のメカニズムとか地球の構造とか、
説明的なシーンが多くて、つまんなかった。
言葉の説明は画面に文章じゃなくて、剛のナレーションだったらなと思ったくらい。
それと、小野寺が悠然としすぎていて違和感があった。
他の人たちは極限状況で、ほとんどパニックなのに、
小野寺だけは、あっちこっちに出現していて。
不思議だった。
【日本沈没まで1年ない】という数字が出てきていただけに、
現在○月○日でも、沈没まであと○日でも良いから、
具体的な時間経過を示してくれていたら、
そういう違和感もなかったような気がするのだが。

結婚式を挙げて幸せそうな二人。
海外へ脱出するのに空港(米軍基地?)に殺到している人々の中で、
フェンスのところで赤ん坊を守ろうとしている母親。
死体が並べられた場所で、死んでしまった子供を抱いて倒れる母親。
すべて同じ人物なんだと、あとになって(死体のシーン)気がついたけど、
かなり細かい。

いきなりのキスにはびっくりした。
その時だけは、ただのクサナギツヨシファンに戻って、とても緊張した。
テントの中で、小野寺の腕の中にすっぽりと納まる玲子。
そして、何度も軽くついばむようなキス。
愛情に満ちたシーンで、胸がキューンとなった。
ヘリコプターのシーン。
抱きしめあって、お互いの顔を見つめるだけなのに、
溢れんばかりの愛情が、痛いほど伝わってきた。
無声であることが、最大限に生かされていた。
手がまた良い。
髪の毛を撫でる手。
頬を包む手。
泥をぬぐう手。
白くて柔らかな手の動きにドキドキした。
ダンナに気づかれやしないかと、ヒヤヒヤするくらい。
そして、流れる主題歌。
素晴らしい。

小野寺のキャラクターは、前半はフツーの男の人って感じで、可もなく不可もなく。
特に魅力を感じるキャラクターではなかった。
それが、玲子への愛情が大きくなるにつれて、内面の熱さが滲み出てきて、
最後には、身を挺して日本を守ろうとするまでになった。
見ているワタシは、そんな小野寺の姿にどんどん惹かれて。

小野寺の本当の気持ちを知って、涙し、
任務を全うして死んでしまったことに涙し、
ツバメになって母の元に戻ってきたのを見て、涙した。
いつの間にか小野寺に恋してしまっていたような気がする。

結局のところ、この映画。
ワタシにとっては、究極のラブストーリーなのは間違いない。

PR
この記事にコメントする
NAME
SUBJECT
COLOR
COMMENT
PASS Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索







忍者ブログ [PR]
イラスト提供:ふわふわ。り Template:hanamaru.